こんにちは。小田原 鴨宮の整体サロン トリコリです。
もう出産関係は終わりにするつもりでしたが、どうしても入院の時の大変さも残したく、また書こうと思います。12月初旬に書き始めてあっという間に年も越して一か月たってしまったので、シレっとアップしておこうと思います…。
↓こちらは転がるこいと3ヶ月です。寝返りもできるようになりました。
出産後当日は、麻酔が効いていた足もジワジワ動くようになり、夜はベッドのバーを掴んで寝返りもできるぐらいのところで夜は無事終了。その日はもう疲れちゃったので こいとを連れてきましょうか?という看護師さんの声かけも「いや…いいです…」と断ってしまいました。
帝王切開だったからか、母になった気分がとても薄かったのかもしれません。あー、手術お疲れお疲れ〜って気分の方が勝っていた気がします。
次の日の午後から歩行を始め、そのまま授乳室へ。背中に入れている麻酔袋、すごいです。痛くない。後陣痛には効かないので、痛みが全然ないわけではないけれど、割とテクテク歩けるのはすごいです。
さて問題の授乳。小さいこいと2,500g。グニャグニャです。
退院後調べてわかったのですが、低体重ベビーは体力がないので、よく寝て泣かないらしく、こいともそうでした。なので授乳中も寝落ちして飲まない事が多く、常時グダグダ。
つらかったのは母子同室になる前、3日目ぐらいに胸がカッッッッチカチに張って微動だにしなくなった時。硬すぎて横向きにも寝れませんでした。普通に授乳してる人と授乳室で過ごすのもイヤになり、看護師さんも色々で、ちょっとベソをかくぐらいに追い込まれました。
カチカチ胸に対してめんどくさいって雰囲気がでちゃってる看護師さんもいて、病院を脱走したい気分の中、ゴッドハンドの看護師さんに出会いました。その看護師さんだけ、日に何度か様子を見てくれて、カチカチ胸解消までアレコレ面倒を見てくれて心強かったです。
ゴッドハンドの手にかかるとマッサージも他の看護師さんでも自分でもそんなに出なかったのにピュー!と出るんですよ。その時どう思ったかというと、胎動の時と同様に「すごい!ゴッドハンドじゃん!なんか出てきた!気持ちわる!」でした。自分の胸から母乳が出るなんて、普通に考えて気持ち悪いですよねぇ…。衝撃ですよねぇ…。
ゴッドハンドに見てもらいつつ、最終兵器、メデラの電動搾乳器を導入し、私のカチカチ胸は解消に向かいました。ここでも活躍したのはメルカリです。退院日にはなんと家にも搾乳器がスタンバっているという奇跡。それにしてもなんでもっと早く導入されなかったのかな。
その後、こいとがネバネバのツバでむせてギャン泣きした時に助けてくれたベテラン看護師さんが、この苦痛いっぱいの母乳合宿の流れを変えてくれました。目標はこいとの体重を増やす、ただ一つ。なので私は胸が張ったら搾乳(時々授乳)、こいとはミルクか搾母乳を確実に飲んで行くというプラン。わかりやすく、私にもこいとにも合っているステキプランです。
コロナの為、面会はできず8日間佐藤くんには会えませんでしたが、のんびりした内容の小説を持ち込んでたので、それを読んで平常心によせて行けてた気がします。この3時間間隔の授乳で面会対応もしていたコロナ前のお母さん達、すごいですね。
そんなこんなで、一度下がった体重も退院時には少し戻り、適度に適当なやり方で退院できました。
ベテランさんが佐藤ちゃん(=こいと)は頑張ってるよ!って言ってくれたのは今でも嬉しく胸に残ってます。頑張ったのはお母ちゃんもですよ、という言葉を添えて、出産ブログおわります。
おわり。
母乳は結局私の体も心も時が経つにつれてやる気がなくなり、すっかり完ミになりました。ふふふ。